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最新話46話のあらすじとネタバレ
朱里と理央の父親が海外赴任することになり、理央が由奈に言います。
「俺たちここを引っ越す事にした」
その言葉を聞き、由奈と和臣は驚きます。
「ふたりはそれでいいの！？」
「俺が提案したんだ」
「俺がここにいると一緒にいる由奈ちゃんも色々と言われるから」
理央がそう言うと、言葉を被せるように由奈が言います。
「私は誰に何を言われても平気って言ったのに」
「俺がやなんだよ」
「由奈ちゃんが誰かに少しでも悪く言われるのは、俺がやなんだ…」
理央の真摯な言葉に由奈は何も言えなくなり、泣くのを我慢する表情を浮かべます。
それを見て朱里は伝えていないことがあったと思い出します。
理央は由奈達にスマホの画面を見せます。
それは学生寮情報のサイトでした。
「俺達、下宿する事にしたんだ」
「そうすれば日本に居られるし、転校もしなくてすむ」
由奈はそれを聞いて、涙を流します。
雰囲気を察した朱里と和臣は部屋を出て行きます。
理央は無駄に心配させた事を謝ります。
由奈はホッとして涙が出た言い、目元を擦ります。
理央はそんな由奈を見ながら、頭を撫でます。
「噂話のネタにされるのが我慢出来ない」
「でも距離を置くのは置き去りにするみたいでやだ」
それを聞き、由奈はまた涙を流します。
理央は勝手に決めた事を怒っているか聞きます。
「色々考えてくれた事が嬉しくて」
「言葉だけじゃなくて、私の事を大事にしてくれているのが嬉しい」
「ありがとう、理央くん」
由奈の言葉を聞き、理央は照れたように微笑みます。
「すぐに会える環境じゃなくなる」
「それでも由奈ちゃんが会いたい時はすぐに駆けつけるから」
由奈が理央見て、うんと返事をします。
お互い見つめ合い、キスをします。
キスの後、理央はクリスマスの時に由奈に言った言葉をもう一度送ります。
「ずっと一緒にいようね」
朱里と和臣は外のベンチで話します。
「下宿か、俺的には急展開だわ」
「仲直りしたばかりの両親を離れされるのも引っかかってたし、だからこれでホッとしてる」
朱里は理央が母親を説得し、父親に頭を下げていたと語ります。
「今回の理央はすごかったな、由奈のためならなんだってしそう」
そう言うと朱里に和臣は言います。
「俺だってするけど」
「山本さんのためなら」
朱里は照れた表情で、和臣にありがとうと伝えます。
学校で理央と和臣は話をします。
「山本さん、理央の事をすごく褒めてたよ」
「でしょう？」
「我ながらいい案を出したと思うもん」
理央はドヤ顔で言います。
「今回の事でそばにいるだけが相手を大事にするって事じゃないって痛感した」
その後、理央は和臣に由奈との惚気話をします。
由奈と部屋でふたりっきりになり、約束も忘れて理性が飛びそうだったと理央は語ります。
「今回の事で由奈ちゃんのためなら、何だって出来る自信がついた」
「大事にするって思ったり、言葉で言うことは簡単だけどその意味を俺は間違えたくない」
和臣は本屋で留学ガイドを読んでいます。
そこへ朱里が現れ、変な事を言い出すなと釘をさします。
「山本さんが通訳になりたいなら、本当は…」
「お父さんの赴任先を知ったら、乾くんはそう言い出すかもって思ったけど」
「私は自力でがんばれるから！」
「だから心配しないで応援してね」
和臣は分かったと言います。
その後、和臣は朱里を心配してやる気に水を差してしまいます。
朱里と名前で呼べば機嫌が直ると言います。
和臣は呼び捨てに難色を示します。
そっぽを向いてしまった朱里の耳元で和臣は朱里と呟きます。
朱里は一瞬固まり、顔を真っ赤にして言います。
「想像以上に胸がキュンとして、びっくりした…」
和臣も顔を赤くします。
朱里はこの感じを大事にしたいと言うことで苗字呼びのままでいることになりました。
喧嘩した時の有効手段になると朱里は言います。
お互い喧嘩したら名前を呼び仲直りするというルールを作ったところで話は終わり、次話に続きます。
最新話46話の感想
突然、引っ越すと言われ驚きました。
これから遠距離恋愛になるのかなと思い、心配もしました。
父親と一緒にアメリカに行くわけではなく、下宿するという意味だったようです。
理央が由奈のためにすごく考えていることに感動しました。
一緒にいれば噂のネタにされ、父親について行けば置き去りになる、どちらを取るのも辛い道のりです。
そのため下宿するという案はすごくいいと思います。
理央は言葉だけではなく、行動でも由奈を大切にしていると伝わりました。
大事にするという言葉は思うことも、言うことも簡単です。
しかし行動で示すことは中々出来ないことだと思います。
今回のことで理央は成長し、由奈との絆が益々強まったと思います。
和臣は朱里が通訳になるためには父親と一緒に行くのが一番だと考えたようです。
自身の恋愛より相手の夢を考えた行動をしょうと思ったようです。
それでも朱里はアメリカに行くのではなく、自身で勉強に励むことにしました。
和臣に名前呼びを求める拗ねた朱里が可愛かったです。
また名前で呼ばれた時の朱里の反応が初々しく、好きです。
苗字呼びから名前呼びになると何故かキュンときますよね。
喧嘩した名前呼びして仲直りする、2人だけのルールがいいなと思いました。
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