※ここから先はネタバレも含みますので、前話を読んでいないならばまずはコチラから↓
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ギフト± 159話の漫画ネタバレ
「…契り」
時は幼少期に遡る。
幼少期の曹は浩然(ハオレン)と暁東(シャオドン)を自分の元に集めていた。
「浩然(ハオレン) 暁東(シャオドン) よく聞いて 僕はこれから曹さんの所に“養子”に行く」
と彼らに告げた曹に対して2人は行ってほしくないのか離れるのは嫌だと言う。
曹は自分だって別れるのは辛いと諭すと、こうなったのは自分達はまだまだ子供でこの運命に抗える力が無いからだと述べる。
しかし、もしこの運命を乗り越える事が出来たら2人を必ず迎えに行くからその日までどんな手段を使っても、何としても生き延びるように2人に言う曹。
「…そして生きて再会出来たならそのあと3人で力を合わせて僕等は世界を変えるんだ」
と曹はそう言うのだった。
全ては自分達兄弟を無理矢理にでも引き裂くようなこんな残酷な世界を変えるために…。
その誓いから40年が経過し、曹はある場所で椅子に座りながら成長した浩然(ハオレン)と暁東(シャオドン)に会っていた。
曹はあの時はああ誓ったが正直その日が今生の別れになるんじゃないかと覚悟していたと口にする。
しかし彼らはその誓いから10年も経たないうちに来てくれた事を嬉しく思っていた。
あれから曹は政界、浩然(ハオレン)は宗教、暁東(シャオドン)は裏世界で一大勢力を築いており、三位一体で世界を支配しようとしていた。
全ては強い者が弱い者をくじかせぬ世にするためで、そのためには多くの血を流す覚悟もしていた。
そして秋光との取引は問題ないと曹から聞かされた2人は上々だと呟く。
その頃、廣瀬はニブチン出版に電話をかけ、かつての記者仲間と連絡を取っていた。
記者仲間は廣瀬が辞めた後も色々大変だったと責め、廣瀬は今度奢るからと言って宥めた。
そして記者仲間に大陸に住んでいた事があっただろと言うと、曹に関する情報(ネタ)はあるかと聞く。
記者仲間は曹の事を知っていたので、彼の身元を洗えないかと頼む廣瀬。
「お前 天廻功って宗教団体の事は?」
と廣瀬は記者仲間に聞くと、記者仲間はその宗教団体を知っており、一度取材をしようとしたが断られた事を話す。
廣瀬は曹と天廻功は繋がっていると思うかと聞くと、記者仲間はそれはないと答える。
「だって曹のいる総後勤部といえば軍病院も管轄してる 天廻功への迫害と臓器狩りの主犯だよ」
と記者仲間は廣瀬に言うと、彼の話を聞いた廣瀬はやはり2つは繋がっていたのだと確信すると、改めて記者仲間に情報を集めておけと、今度寿司を奢ると言って電話を切った。
後日、桜田を呼んだ廣瀬は記者仲間にも頼んで調べてもらった事を話し始める。
以前行われた人体の標本を提示したイベントは曹が開催し、標本にされたのは天廻功の信者ではないかと話し、桜田は驚きつつも天廻功の尊師様が曹そっくりなのは噂か偶然って事なのかと聞く。
廣瀬は流石にそこまでは分からないと言うと、桜田は記者仲間と同じような事を言う。
廣瀬はそれはあくまで憶測で憶測より事実に目を向ける事が大事だと、今は曹と天廻功に繋がりが分かっただけ良しとしようと桜田に言うと、もう少し調べてみると言って去っていった。
桜田は最初は環を見つけ出して救うだけのはずだったのに、新しい事実が見つかれば別の謎が明らかになると言う深みにはまっていくと感じていた。
そして空を仰ぎながら加藤は自分を何処に連れて行こうとしているのか、そこに出口はあるのかと思いながら加藤の辞表届を握りしめていた。
その頃、加藤はある取引現場の様子を見つつ密かに準備を始めていた。
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ギフト± 漫画159話の感想
曹達の絆はかなり深いみたいですね、僅か10年そこそこで再会したのですからね。
彼らの理想から『仮面ライダー鎧武』の駆紋戒斗が抱いていた理想と同じだなと思いましたね。
そして最後のシーンの加藤の様子からあの取引現場に特攻するのではないかと思います。
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